おすすめ図書
Last modified: Tue, 08 Jan 2002 14:16:20 +0900


《現代語訳》
『源氏物語』瀬戸内寂聴・訳/講談社
 今まで稲村が読んだ現代語訳の中では一番読み易い作品です。おすすめです♪。巻頭に載せられた石踊達哉さんの日本画が非常に美しいです。

『源氏物語』谷崎順一郎・訳/中公文庫
 主語のない原文の魅力を生かすために、主語なしで現代口語に訳出した作品です。川端康成氏が「完璧な現代語訳」と絶賛しています。

《小説》
『新源氏物語(上)(中)(下)』田辺聖子/新潮文庫
 田辺さんの文体はとても上品で読みやすく稲村は大好きです(^_^)。谷崎源氏・瀬戸内源氏の後にこちらの源氏を読んだのですが、登場人物たちについてまた違った印象が持たれて興味深かったです。

『霧ふかき宇治の恋(上)(下)』田辺聖子/新潮文庫
 上記『新源氏物語』の続編です。宇治十帖の物語です。

『絵草紙 源氏物語』田辺聖子・文、岡田嘉男・絵/角川文庫
 田辺さんの読みやすく面白い文章もさることながら、岡田嘉男さんの絵がすばらしく美しいです。やはり岡田嘉男さんが絵を描いていらっしゃる『小倉百人一首(角川文庫)』もおすすめです。

《コミック》
『あさきゆめみし』大和和紀/講談社
 今さらご紹介するまでもなく、ご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。暇があるとついつい読んでしまう稲村の愛読書だったりします(^_^;)。この作品の時代考証は本当に「よくぞここまで!」と思うほどすばらしいです。原作が生かされている上に、ストーリーがよく練られていてとても面白いです♪。

『源氏物語』牧美也子/小学館文庫
 劇画タッチの源氏物語です。

《目で見る源氏物語》
『源氏物語 六條院の生活』風俗博物館・編集/光琳社出版
 京都駅近くにある風俗博物館に展示されている、六條院の春の御殿を 1/4 サイズで再現した模型の写真を豊富に載せたビジュアルブックです。調度や衣装などが細かく写真で解説されていて、とてもうれしい(^_^)。源氏物語の各場面を演出して撮られた写真も非常に美しいです。源氏物語ファンには一番のおすすめです♪。

『宮廷装束に見る源氏物語の四季』
 2002年1月2日〜1月14日まで、銀座松屋で行なわれた「宮廷装束に見る源氏物語の世界展」のパンフレットです。風俗博物館の出張展示の写真や、皇族方が実際にお召しになった装束などの写真が豊富に載せられています。実際の展示ではほかに「千年の恋」で女優さんたちが着用された衣装も展示されていました。風俗博物館さんの展示では明石の女御の出産の場面が非常に興味深かったです♪女楽と行幸の展示は素晴らしく美しかったです。

『源氏物語図典』秋山虔、小町谷照彦・編/小学館
 源氏物語中の記述を示しながら、有職故実について図版と解説を載せた図録です。「源氏物語の世界の人々が生きた風俗・習慣の物心万般にわたり、これまでの研究成果にもとづいて信頼すべき史料に取材し」ているそうです。持っていると非常に便利な本です♪。

『源氏物語を行く』小学館
 源氏物語に登場する舞台や行事などを写真で紹介した本です。宮中行事の追儺(ついな)が平安神宮の節分祭で復元されていたとは、この本を読むまで知りませんでした。余談ですが、岡野玲子さんの『陰陽師』 3 巻の源博雅(みなもとのひろまさ)がつとめた方相氏(ほうそうし)は、この本に載っている写真の通りです(^_^)。

『豪華[源氏絵]の世界 源氏物語』学習研究社
 現在まで残っている『源氏物語絵巻』などの『源氏絵』で、源氏物語の世界を紹介した本です。






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